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当初予定されていた中国・蘇州でのアジア2次予選の試合であったが
4連戦初戦のグアム代表戦のみ蘇州で行われ、残りの3試合は急遽ドバイでの開催となった。その理由はモルディブ代表、シリア代表関係者にコロナ陽性者が出たことで中国国内への入国が制限されてしまったためだ。
グアム代表戦を終えた中国代表はドバイへと移動した
そこから3連戦が始まった
アジア2次予選の4連戦は見事4連勝を飾り
グループリーグ首位とはならなかったが、グループリーグ2位になり
各グループリーグの2位の中で一番の勝ち点を取り最終予選への進出を果たした
コロナ前のアウェーフィリピン代表戦を0-0で引き分け
続くアウェーシリア戦を2-1で敗れる展開となり、当時の監督であったリッピ氏は辞任した。この時点で中国代表の2次予選敗退の空気が漂っていたが、李鉄監督が新たに監督に就任し、中国代表は少しずつ変化を見せていった。
今回の4連戦では中国サッカー協会から代表チームへボーナスが設定されていた
試合を重ねるごとにボーナス金額は大幅に上がっていった
このボーナスによって選手たちのモチベーションは大きくなっていったことは
簡単にうかがえる、しかし凄いのはこのボーナス以外にも中国サッカー協会は大国の力をみせる。それは蘇州開催から急きょドバイ開催になったことで、他の4ヵ国の遠征費用を全て中国サッカー協会が負担したことだ。
これにはどんな目的があったのだろうか…
正直のところ
毎試合内容はそこまで良いものではなかった印象。
得点を重ねている部分は以前の中国代表と比べると隙が無くなったのかもしれない。
しかし最終予選を戦うレベルに達しているかというとまだまだだ。
最終戦のシリア戦でもDFラインのでのビルドアップは意図を持たずに行われ、最終的にはミスをして失点している。
この様な軽率なプレーが中盤より後方で多く見られるのは中国代表の課題の一つである。
この部分を最終予選までにどれだけレベルアップさせることが出来るだろうか。
そしてこの4連戦で毎試合得点を挙げているのが
中国のエース武磊だ。スペイン2部リーグのエスパニョールに在籍している。
スピードが特徴の選手は得点感覚にも優れていて相手にすると厄介だ。
最終予選もどれだけ得点を重ねていけるのかとても楽しみな選手だ。
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