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広州FCの現状は?

広州FCとは元の広州恒大

2021年からスポンサー名がクラブ名に使用禁止となり

各クラブの名称変更が義務つけられた

そして昨シーズンから広州FCとなった

 

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元の恒大グループが経営権を持っていたが

昨年末の恒大グループ経営難にともなり

今年初めに経営権が広州医薬グループに譲渡される事となった

なおチーム名は変更なく広州FCのまま

 

そして今シーズンから大きくクラブが変わろうとしている

まず人件費のコスト削減

選手の年俸の調整が入った、チームの最高年俸選手でも60万元(約1,000万円)

そしてこれまでクラブに多くの功績を残した帰化選手組の退団

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今回のコスト削減の対象となったのは5名の帰化選手

FWグラール(高拉特)174試合110ゴール54アシスト

FWアラン(阿兰)113試合61ゴール32アシスト

FWエウケソン(艾克森)164試合104ゴール40アシスト

MFアロイージオ(洛国富)18試合4ゴール1アシスト

MFフェルナンド(费南多)18試合5ゴール6アシスト

広州FCは大きな戦力を失うこととなる

 

そして大きな問題が明るみに出た

これまで7年で76億元の大赤字だ

これの主な原因は高額な年俸の積み重ねだ

2018年は総額年俸14.52億元、2017年には12.59億元

このような問題は広州FCに限った話ではないのが中国サッカーの闇の部分ではある

 

今シーズンからコスト削減を行い

帰化選手の退団、おそらく高額年俸の代表クラスの選手も退団する可能性がある

かつては中国の金萬クラブは正常な経営のもと生まれ変わることができるのだろうか

 

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