今年3月にあるスポーツ記者のSNSでの発信が話題になった
-中国2部リーグの若手選手は月給7000元⁈-
毎年のようにプロクラブがリーグカテゴリー問わず解散している
最近の中国サッカー界、この影響を受けて毎年多くの選手が新たな所属先(クラブ)を探さなければならなくなる
場合によっては若くしてプロの世界から退く形を取る選手も少なくない
そんな若手選手に対して中国2部リーグのあるクラブは月給7000元(約12万円)税抜き前を提示し尚且つ必ず3年契約を結ばなければならないという内容だ
このような条件に対して若手選手たちは”今年は仕事(所属先)を見つけるのが大変だ”と嘆いているという
-江蘇蘇寧、天津泰達の解散が与える影響-
上記のような話題が出たことによって色々な意見がSNS内で飛び交っていた
もし月7000元(約12万)なら生活が出来るのか?
一般的に若手プロ選手たちのほとんどがクラブの練習場(大きな敷地内)にある寮で生活する、そのため家賃は不要、食費も不要(1日3食)と生活費の大半を占める支出はかからない
それでもこの7000元は税抜き前の為手取りとなると(手取り約5500元くらいになる)また話は変わってくる
ではなぜ若手選手達の相場がここまで下がってしまったのか?
それは中国スーパーリーグ(中超)の昨シーズンチャンピオンの江蘇蘇寧の解散、そして歴史のある天津泰達の解散による無所属選手の大量発生によって市場価格に変化が起きたこと予想される
代表クラスの選手や経験豊富な選手、将来有望な選手たちの移籍先はすぐに見つかったようだが、それ以外の選手たちの行先はなかなか難しい
そのような背景もあって今回このようなちょっとした中国サッカー界の裏話が出ている
既に開幕している中国2部リーグ(中甲)この中に月7000元でプレーしている選手はいるのかどうか、凄く気になるところだが真相はいかに
2部リーグでこれだと、3部リーグになるとどんな給与事情になるのだろうか
各方面からリサーチを掛けて、今シーズンの状況を確認してみようと思う
Chinese Football News
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